保育士の皆さん、休憩がとれない不満がある人はいませんか?
今日は、保育士の休憩がとれない不満の解決方法をお伝えします。
保育士の休憩がとれない不満の解決方法1 書類仕事
保育士は子どもと一緒に遊んで楽しく楽な仕事と思っている人は少なくないと思いますが、
楽しく過ごすには、成長発達に見合った計画が必要になります。
そこで、年度初めには一年間の指導計画を作成し、毎月、月の指導計画の作成と個人別
の指導案作成。毎週、週案を書き、毎日の活動記録と個人別の成長発達・課題をパソコン
に入力する。更には、毎日保護者へ子どもの様子を連絡ノートに書き、トイレや室内・
廊下などの掃除もするなど、仕事は書けばきりがありません。
その上、季節ごとの園や地域行事なども加わると、休憩がとれないどころか持ち帰る仕事
があることも納得していただけると思います。
これらの書類や連絡ノートの記入にどれくらいの時間が必要かは毎日書いていればわかり
ますが、休憩をとっているとこれらの書類を全て終わらせることがとても難しいです。
「あー、今日も休憩時間とれなかった」と、常勤の保育士であれば誰でも経験があるのでは
ないでしょうか。
そこで必要なことは保育士間の業務分担ですが、クラスリーダーがしっかりと時間と仕事量
を把握し、担任保育士間でコミュニケーションをとって進めていくことになります。
一人に仕事が偏り過ぎないように、クラスリーダーがマネジメントしていきましょう。
保育士の休憩がとれない不満の解決方法2 受け入れる
保育士の仕事はこういうものだからと、計画的に事務仕事を進めることも大切です。
毎日の記録や連絡帳の記入などは決まっている書類ですので、担任の休憩を順番にとりながら、
時間配分を行い進めます。
お昼寝が始まり、お昼寝チェックを月齢ごとに5分から10分間隔で行い、掃除をしながら約2時間半で終わらせていきますので、保育士間のチームワークがとても大切になります。
常勤・非常勤・パート保育士と立場はそれぞれですが、業務の幅や責任が違いますので、自分の立場をわきまえ無理なことや問題が起きた時は、クラスリーダーや副主任・主任と現場の責任者に相談しながら問題を解決し、気持ちよく仕事が出来るようにしていきましょう。
保育士の休憩がとれない不満の解決方法3 シッターサービス
少子化と言われながらも、まだまだ待機児童と言われる子どもたちはいます。
しかし、現場では保育士になる新卒者よりも定年退職をする保育士の数が多くなってきています。
現場では潜在保育士を探していますが、安い給料・待遇悪い・肉体労働と悪いイメージからか、
なかなか保育士を常勤で働こうとする人はいません。
だからと言って、ブラックな保育園しかないのかというとそうではなく、保育士の労働環境について考えている保育園はあります。
良い環境で働ける保育園を探したり、ベビーシッターやフリーランス保育士とよばれる働き方に変える手もあります。フリーランスであれば自分で仕事を組み立てられますので、どのように働きたいかは自分次第という事になります。
休憩がとれない、休みが取りづらいなどの不満は、保育士でありながら働き方を変えることで軽減されます。自分に合った働き方はどのようなものなのかを考えてみてはいかがでしょうか?
保育士の休憩がとれない不満の解決方法まとめ
職業柄、休憩がとりにくいと思っているのは保育士で、経営側からすれば休憩時間は規則の中で決められているので、保育士が休憩を取らないことが問題だと考えられているかもしれません。しかし、立場が変われば、沢山の仕事の量を勤務時間内で終わらせるのは無理だと感じてしまうのは、保育士だけなのかもしれませんね。
その原因の一つは、保育士間のチームワークや仕事の分担・職員配置などのマネジメントが大きく
影響しているからです。
しかし、この場合はマネジメントが得意・不得意など、上司任せになってしまうので、自分で改善
していくことはかなり難しい事になりますね。
問題点や改善点を求めて進言し、改善できないのであれば、同じ保育士でもフリーランス保育士や
ベビーシッター等、働き方を変えるだけでこれらが解決するかもしれません。
現状に不満の保育士の皆さん、不満を解決するため働き方を変える挑戦をしてみることもありかも
しれませんね。
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