映画えんとつ町のプぺルはつまらない?楽しくて感動するのか考察した

映画

2020年12月25日公開になった「えんとつ町のプペル」の映画の感想がつまらないと思う人や反対に楽しいと思う人等、見る人によって意見が分かれています。
この映画の監督や声優さんなどは、とても豪華な顔ぶれです。
映画「えんとつ町のプペル」はつまらないと思う人もいるけれど、面白くて楽しくて感動する人も沢山いる事から、何がつまらないのか、どんなことが面白いのか楽しいのか、感動するのかについてみて検証していきたいと思います。

映画えんとつ町のプぺルはつまらない?

この映画は絵本が映画化されたものですが、作者は吉本興業のキングコングの西野亮廣さんです。
つまらないという感想は、西野さんのファンではない、そもそも西野さんを良く知らない、どちらかというと好きではない。
などの理由からつまらない、面白くないなどの感想になっているようです。
西野さんがある時からTVに出なくなり、その決断をよく思ってない人や理解できないと思っているという事もあるのかもしれませんね。
絵本で「えんとつ町のプペル」を知り映画を観た人は、ストーリーがどんどん展開していくことに違和感を覚えるかもしれませんし、絵本が気に入っている人は自分が感じた世界が壊れるかもしれないなどと思うかもしれません。
一人一人見る視点は違うと思いますのでどこで感動するかは様々ですが、私はどこを見てもつまらないとは感じませんでした。
何の先入観も無く観てしまいましたが、プペルの誕生のシーンや主人公のルビッチとプペルが出会い友だちになっていくシーンは、興味深く観ることが出来ました。

映画えんとつ町のプぺルはつまらない?楽しい

私はキングコングの西野さんは知っていますがTVに出なくなり何をしていたのかは、最近まで知りませんでした。作品には作者のひととなりが現れますが、私はこの映画を観てもっと西野亮廣さんという人を知りたいと思いました。
西野さんご自身が、
「2020年に公開するという事は、難しいことだった。」
「コロナウイルスがやって来て、誰もが夢や希望を持てなくなった。この初めて経験することに、耐え忍んできた人たちへのエールになる」
と話していましたが、映画の中でこれらのことがリンクし、また、私たちの歩んできた人生ともリンクするという身近に感じる内容がところどころに散りばめられていました。

煙がモクモクと空を覆い、煙の先には何があるのかも知らない人々、誰も空を見上げる人がいないという世界は、まさに今私たちが置かれている状況とリンクすると感じました。
主人公ルビッチの父親、ブルーノが「空には星がある」と紙芝居で子どもたちに語る話は、誰もそのことは信じられないと思っている中でとても勇気のいることだったと思いますが、星が輝いているという事を信じる希望は、私たちが生活する社会の中でも同じようなことが起きていると思わずにはいられませんでした。
このような視点で観ていくと、あの時こうだった、こんなこともあったと、次から次へとチャレンジしてきた事が思い出され、胸が熱くなりました。
きっと、この映画を観られた方の中にも、同じように感じた人も多かったと思います。

映画えんとつ町のプぺルはつまらない?感動する

感動のシーンは人それぞれかもしれませんが、映画を作るために絵本が書かれたこと。
8年もの歳月をかけて映画化されたこと。
登場人物一人一人の声は、キャラクタ―そのままを人に置き換えた時に浮かんできた人で、嘘が無い人を選びましたとのことで、主人公ルビッチに芦田愛菜さん。プペルに、窪田正孝さんを選んだとのことでした。映画を観た人であれば、西野さんの言われる「ルビッチやプペルの言葉に嘘が無い」の言葉に共感した人もいたことでしょう。
このお二人のインタビューがネットやYouTubeにアップされていましたが、役になりきることが出来たとのことで、作者でもあり脚本家・総監督でもある西野さんのこだわりがそのまま表れ、観るものに感動を与えてくれたのではないかと思いました。
特に、ルビッチが煙を爆破して星を見つけに空に上がる準備をしていた時に「星があるのかわからないけど、無いのもわからない・・・」と叫ぶシーンがありますが、芦田愛菜さんもこのシーンが印象深かったようです。

映画えんとつ町のプぺルはつまらない?まとめ

映画えんとつ町のプペルを観て、つまらないなどは一部の人は言うかもしれませんが、全体的に面白い・楽しい・感動したなどの感想が多いことがわかりました。
公開初日に舞台挨拶がありましたが、劇場で観終わった人たちがスタンディングオベーションで拍手が鳴りやまない中、再び登壇してメッセージを語る西野亮廣さん。
動画にアップされていますので、是非見てみてください。
特に西野さんのファンでは無い私でしたが、この映画をきっかけに絵本や作者の西野さんにも興味や関心を持ちました。
この映画を作ろうと思ったという8年前にさかのぼり、西野さんのメッセージを聞きたいと思いました。お薦めです。

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