保育士の職業病には、膝の痛みや腰痛などがあげられますが、
解決する方法はどんなものがあるでしょうか?
保育士になりたての頃は、膝の痛みや腰痛・肩こり・ぎっくり腰など、
今まで使っていなかった身体の一部が悲鳴を上げ始めます。
それでも、多くの保育士は、温泉や岩盤浴・整体やマッサージに通い始めますが、
一時的な解決にしかなりません。
私も保育士になって18年経ち痛むところが多いです。
このような職業病と言われる痛みをどうにかしたいと思っていた頃に、
とうとう保育士の職業病と言われる膝の痛みや
腰痛を解決する方法を知ることが出来ました。
それは何?運動で解決できる?私の体験したことをお話します。
保育士の職業病膝の痛みや腰痛になる理由
保育士の仕事は立ったり座ったり、おんぶや抱っこ・おむつ替えなど、
毎日同じことの繰り返しで、身体の同じ部位を酷使しています。
疲れはたまる一方で足はパンパンになり、立ったり座ったりを繰り返し
膝の痛みや腰痛・肩こり・ぎっくり腰などになってしまいます。
痛みが出始めると痛い部分をかばうようになり、他のところも痛くなってきます。
そして、次々に痛いところが増えてくるなど
そんな悪循環になっている保育士も多いのではないでしょうか?
保育士の職業病膝の痛みや腰痛を解決する方法
長年保育士を続けていると、
保育士の身体のケアについての研修で、整骨院の先生が語られたことは、
「毎日の仕事は、運動ではありません!」という事でした。
万歩計でも毎日10000歩を越える日々です。
抱っこやおんぶは筋トレじゃない
子どもを抱っこして立ったり座ったりは、スクワットそのもの!
なのに、これは運動ではないという・・・。
更に、「歳と共に筋力は落ちていくので、ケアをして下さいね!」
「1日30分は、軽い全身運動をして、
集中して使っている自分の身体を緩めてあげましょう」と先生は言われました。
もうこれ以上、仕事の後には動けません・・・と、誰もがそう思ったことでしょう。
保育士の職業病膝の痛みや腰痛を解決する運動
保育園では毎年健康診断が行われますが、
2年連続して中性脂肪とコレステロールの値が上昇していました。
何となく調子が悪く、でも仕事になると身体は動いてしまう。だから頑張る。
でもやっぱり調子は悪い。というようなサイクルになっていました。
そして、診断結果の最後に、健康アドバイスがありました。
《1日、30分ほどの軽運動か、ウオーキングをしましょう。》と。
ここでも、運動の勧めがありました。
運動は筋トレ
健康診断と自覚症状で、運動を始めました。
幸い職場の近くにジムがあり、女性が多くトレーニングの時間も
1時間以内で終わるという、通いやすい条件でした。
同年齢の女性に比べれば、体力はあるものの筋力がかなり落ちていたので、
筋トレを中心に行うことになりました。
マシーンに足を乗せるのも、一苦労でした。
私の隣では軽々と筋トレマシーンを乗り降りする年配の女性がいました。
トレーナーさんは、「今来てよかったですね!
自分のペースで、大丈夫ですよ!」と言って励まし続けてくれました。
恥ずかしくてもゆっくりでも、自分の身体と相談しながら続けました。
保育士の職業病膝や腰痛を解決する方法まとめ
筋トレを始めて1ヶ月すると足や肩の可動域が広がり、身体の変化が起きてきました。
更に、続けて1年後の健康診断では、連続で上昇していた値が見事正常値になりました。
筋トレを始めてからは食事や睡眠などにも気をつけるようになったことで体重が減り、
身体がとても軽くなっているのを感じていました。
仕事後に身体を動かすことに抵抗を感じていましたが、実際動かしてみると気持ちがよく
強張った身体が緩んできました。
その上、痛みが軽減することで整体やマッサージの回数が激減していきました。
あれから4年、今が一番元気という日々が続いています。継続は力なりです。
今、職業病の痛みで悩んでいる保育士の皆さん、必ず自分に合った方法があります。
自分の身体を小まめにチェックして、笑顔で子どもの前に立ち続けていきましょう!
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